こんにちは、今日もしみちゃんです。
本日のテーマは「朝の情報収集」です。
看護師として働き始めた1年目さんがぶつかる1つの壁ですよね😅
なんで、先輩たちは朝ギリギリにきてるのに、
あんなに情報を取れているんだろう…。
40分前には出勤して情報とっているのに、全然活かせれていない…。
こんな新人看護師さんはたくさんいらっしゃると思います。
そんな看護師さんにむけて、今回は朝の情報収集のコツについて解説していきます。
是非、情報収集のコツをつかんで、少しでも朝ゆっくり
出勤できるといいですね😄
こんな人にオススメ記事⭐
◎朝の情報収集に時間がかかる新人看護師さん
◎効率よく朝の情報収集をして、出勤時間を今より遅らせたい新人看護師さん
朝の情報収集を効率的にするコツ:収集の内容
それでは、具体的に何の情報をとるのか順に説明していきますね!!!
まずは、何の情報をどの順番でとっていくのか解説していきます。
今から解説するのは、すごく一般的な収集の内容なので、
自分が配属されている病棟に合わせて、内容を追加していってくださいね😄
①病態・医師の記録
まず、患者さんが何の疾患で入院しているのか、どういう治療をしていくのかの
情報をとります。
ここで大きい患者さんの情報の枠組みができますよね。
①肺炎で入院か〜 今2日目ね
②レントゲン・CTとって〜あ、とりあえず抗生剤で加療中ね
例えば、簡単に言うとこんな感じです。これでまず、「肺炎で入院して、抗生剤で治療している人」
という大きい枠組みができます。
既往歴に関しては、今回の入院の原因となっているのであれば要チェックです。
また、入院中でもその疾患のコントロールが必要なものもチェックします。
医師がカルテに「〇〇の既往あり。内服加療継続。」などの記載がだいたいあると思います。
書ききれないほどの既往歴を持っているかたもいるので、全部を
把握して、メモにすべて書く必要はありません。
まずは、大きくその患者さんの枠組みをつくります。
②前日のバイタルサインと看護記録
次に、直近のバイタルサインと看護記録をチェックします。
ここで何がわかるかと言うと、具体的な患者さんの状態がわかります。
例えば
熱はいまのところないんだな〜、抗生剤効いているんだ。
酸素は今2Lで、SpO2:94%か〜、まだ酸素はいりそうかな〜。
昨日の夜は全然寝れていないな…。眠剤のんでるのに…
ざっくりですが、こんな感じです。
どういう状態で1日をどういうふうに過ごしているかチェックします。
その日の患者さんとの関わり方や1日のスケジュールの組み立てに必要な情報になります。
③検査所見
検査所見は重要な患者さんの情報です。
良くなっている・悪くなっているが客観的に見てすぐわかる情報でもありますよね。
直近の採血データなどの検査データは必ずチェックしましょう。
データ次第でその日の内服や点滴・治療が変わる可能性があります。
はじめは、どの検査データをみないといけないか、わからないですが、
疾患や薬を勉強していくうちに何のデータをみないといけないかなんとなくわかってきます。
とりあえず、最初は基準値より悪いものをチェックしておく!でもいいと思います。
採血データや検査所見を医師がアセスメントしてカルテに書いてある場合は、特に要チェックです。
④その日の点滴・処置・イベント・指示
その日の何時に、点滴や処置・検査・リハビリなどの医師の指示を確認します。
また、その病院で曜日ごとにしなければならないケアなどもチェックします。
点滴・検査などは抜けがあるとリスクにもなるので要注意です!!!
受け持ちが初めての患者さんから情報をとる
情報をとる患者さんの順番はもちろん、「初めて受け持ちする患者さん」からです。
一度受け持ちしたことがある患者さんは疾患などはさーーっとみて時間を短縮します。
「この人あれからどうなっているんだろ〜」という感じで、
医師の記録・看護記録・検査データを中心に収集します。
時間配分的には、「初めて受け持ち」>「受け持ちしたことある」です。
①〜④からその患者さんの1日のスケジュールを組み立てる
これは余裕があればですが、大体とったら、1日の過ごしかたを
イメージしておくといいでしょう。
昨日全然寝れていないから、日中は車椅子ですごしてもらおうかな〜
午後は検査があるから、その前にベッドに戻ろうかな
炎症所見もあんまりよくなってないし、熱も全然さがっていないな〜
今日は安静で、楽に過ごしてもらおう など
ほんとざっくりですが、こんな感じです。
余裕があればで良いと思います。
情報収集したメモを保管しておく
受け持ちした患者さんの情報をかいたメモは、貴重な情報源なので、
次の勤務までに病院の自分のロッカーに保管しておくのも一つの手段です。
メモを見て、「あー、このひとそうだったなー」「検査結果どうなったのかな。」
など、経過や治療方針などの情報を効率的にとることができます。
私の場合は救急センターにいるので、数日で患者さんが入れ替わりますから、
勤務が続くときは情報とったメモは保管しています。
注意点とすれば、患者さんの個人情報になりますので、家にはもって帰らず、
必ず病院のロッカーなど絶対になくさないところに保管してくださいね!!
夜勤明けの同期や聞きやすい先輩から聞く
これは、余裕があればですが、夜勤明けの話しかけやすい先輩もしくは同期に
少し情報を共有してもらうのも一つの手段です。
「この患者さんどんな感じ?」「結構夜に、暴れてた?」など夜勤の人が余裕があったり、
落ち着いていれば、ちらっと聞くのもありだと思います。
私は1年目のときに、よくこの方法をしていました😅
まとめ
いかがでしたか?
少したくさん話したのでポイントで大きくまとめてみました。
朝の情報収集を効率的にするコツまとめ
◎情報収集の内容は
病態・医師のカルテ内容→看護記録→検査データ→その日のイベント
◎時間がかかる患者さんから情報をとる
◎情報をとったメモは次の勤務までに保管しておく
◎夜勤の同期から情報をもらう
病院によって収集する内容は変わってくると思いますが、
自分なりにアレンジしてみてくださいね。
科によっては取る情報もちがってくると思いますので、疾患の勉強と合わせて、
実践してみてください。
先輩方が情報とるのが早いのは、疾患によって何の情報をとるか、
要領がわかっているからだと思います。
1年目は時間がかかるのは当たり前です。
少しでも短時間で効率的に情報がとれるのに
この記事が役立てれば嬉しいです😄
朝の情報がんばってとったけど、今日の先輩、怖くて話しかけにくい人だ…。
いろいろ突っ込まれるんだろうな…。
と先輩との関わり方に悩む新人看護師さん向けの記事もありますので、
ぜひチェックしてみてくださいね😌⬇⬇⬇
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