1年浪人した私が看護大学に入って思ったコト【不利なことはない！】

こんにちは。今日もしみちゃんです。


今日のテーマは「看護大学志望での浪人」についてです。


看護師を目指している学生さんの中で、志望している看護大学に進学したいが、


受験がうまくいかず、「浪人」を考えている方がたくさんいると思います。



看護師になるといっても、国公立・私立大学以外にも専門学校や通信の学校など、
進路の選択肢も幅広いため、

という意見があると思います。


こんな中で浪人してまで志望する看護大学を目指す必要があるのか？
浪人した後って色々損なの？


といろんな疑問がでてくると思います。


私は、今、看護師3年目ですが、
1年浪人して、看護大学に入学し、国家試験を経て看護師になりました。

看護大学で浪人をするか、しないか考えている学生さんの参考になれればうれしいです(^^)



ぜひ、最後まで読んでいってくださいね！！

私が看護学部志望で浪人した理由

そもそも、なぜ私が看護大学志望で、浪人したのか、
その理由について、まずお伝えします。



高校が、そこそこの進学校でしたので、基本的に大学進学（できれば国公立）をするのが
当たり前みたいな感じでした。



同じように看護大学を狙っている同級生も基本的には国公立目標で、
私立・専門学校を滑り止めにするというふうに勉強をすすめていました。



親からは「大学ならOK。専門学校はダメ。」と口うるさく言われていたので、
滑り止めは私立の大学にしました。



結局、共通試験（私の時はセンター試験）で、大ゴケし、メンタルもガタ落ち、
滑り止めで考えていた私立大も落ちて、



「ドコニモ、イケナイ…。」というふうになりました（笑）
もっとレベルを落として、他の私立大やもしくは専門学校を受ければよかったのに、

という、進学校であるがゆえのプライド・国公立大ブランドへの憧れもあり、
親に懇願して、浪人することになりました😅

浪人後の大学生活ってどんな感じ？

浪人することになり、再チャレンジしましたが、


結局、志望していた国公立大にはいけず、私立の看護大学へ行くことになりました。



1年浪人して、それでも目標の大学にいけず。行きたくもない大学に行くことになったので、
入学当初は嫌で嫌で仕方がなかったです。




超難関私立大の看護大学ではなかったので、浪人して入ったという同じ境遇の
人は非常に少なかったです。




自分以外ほぼ全員年下で、初めはやりにくさMAXでしたが、
以外に周りはそこまで気にしていないことに気がつきました。



なので、いい加減に現実を受け入れて、
「看護師になる」という次のステップにすすむこともできましたし、




年齢関係なく、仲良くなり、楽しく大学生活を送ることができました(^^)




浪人して、受験を失敗し、自己嫌悪に陥って
本気で大学に行きたくない時期も、もちろんありましたが、




「逃げずに現実をしっかり受け止める」ということをしっかり経験できました。

浪人はマイナスな経験ではない

結局、浪人なんかせずに、
進学先を変更するなりして、お金をかけずに看護師になれたんじゃない？


という疑問があると思います。

私自身、看護師になって振り返ってみて何度も思いました。
周りに比べて、予備校代などで高額な金額を親にだしてもらい、

なのに、国公立に落ちて私大にいったものですから
さらにお金をかけるはめになりました。

しかし、浪人したことによって、なかなか経験できないようなことも
1年間を通して経験することができました。

大学浪人を経て、今、実際看護師として働く私なりの
答えをお伝えしますね。

1つの目標に向かって夢中になれた

まず1つめは「1つの目標に向かって夢中になれた」ことです。


浪人生活は、本当に勉強するための生活になります。



遊びたい欲も抑えて、毎日予備校に通い、1日何時間もずっと勉強することになります。



SNSも見ないようにする・友人との交友も抑える・時間を無駄にせず計画的に過ごす
というふうに、もう合格のために必死になります。



大学生・社会人になってこんなに1つの目標に向かって、
自分を追い込んで、夢中になるという経験はなかなかできないですし、


する時間がないんですね。



看護師になった今でも、「なんであんなに必死になれたんだろう」と不思議に
思うくらいです。


これからの人生で、あんなに夢中になれることがあるのかな〜と思うと、


貴重な経験をしたと思っています。

挫折を味わえた

浪人をしたことによって、何らかの挫折を味わうと思います。

私の場合は、上のような挫折を味わいました。
「できれば挫折なんかせずに、うまく生きていきたい。」



と、思いますが、これからの人生何が起きるかわからないですよね。



浪人をしたことによって、一度大きな挫折を味わえました。
看護師になって、いろんなことにぶち当たりました。



人間関係、業務のミス、先輩に怒られた…などなど
嫌なことばっかり出てきます（笑）



でも、浪人時代の苦しい時をふと思い出すと
「あの時に比べたら、なんともないわ。」と励みになった時もあります。



もちろん合格することが、一番いいことです。
そうでなくても、その経験が今後に生きていると実感しています！！

精神的に「弱い自分」が見れた

浪人中に限らず、受験生って精神的にヤラれますよね…。



浪人生は同じ勉強を2回するため、成績なんかすぐ伸びるだろうと、



思いがちですが、これがなかなか伸びない人もいるんです。

など、色々思い込んでしまい、
受験終盤になってくると、本当に頭がおかしくなってきて、
「精神的に弱い自分」とぶちあたります。





看護師になった今、思い返して見ると、
これも社会人になるまえに経験しておいてよかったな〜と思っています。



看護師になって、人間関係や患者さんのことで本当につらい思いをたくさんします。



それで限界がきて、何人もやめていく同期もみました。



なにかうまくいかない・嫌なことがあった→それでも職場にいかないといけない
ということが何度となく起こります。




浪人生活で、「精神的に弱い」自分を知っていますので、
看護師になった今でも、精神面でうまく対処することに役立っています(^^)

1年浪人しても就職に困ったことはなかった

看護大学志望で、浪人することで1つ気になるといえば、「就職」について
だと思います。



履歴書に高校の卒業の年と大学の入学の年を記入しますから、
採用側から、「この子浪人しているのか…。」と



採用に不利になってしまうのではないかと思っている人もいるかも
しれませんが、



浪人が原因で不採用になった話は、私は聞いたことがありません。



面接官に、「浪人して大学に入ったのですか？」ともしかしたら
聞かれるかもしれませんが、



したことは事実として伝えて大丈夫だと思います。




私も、面接の時に聞かれて、浪人生活についても質問されました。




志望校には行けなかったが、気持ちを切り替れたこと
精神的にタフになったことなど、




自分の強みをアピールするいい機会になりました（^^)

まとめ：看護大学志望で浪人はムダにはならない

看護大学志望であれば、浪人なんかムダという意見も、もちろんありますが、



経験者の私からすれば、「そんなことはない！」が答えです。




浪人して看護大学に入ることは何も恥ずかしいことではないですし、
選択肢のひとつであることも間違いではないと思います。



看護大学志望で浪人することになって、落ち込んでいる学生さんが
少しでも希望を持つことができたら、


すごくうれしいです(^^)



がんばれ！！受験生！！！



最後まで読んで頂いてありがとうございました！！！
また次の記事でお会いしましょう😆