看護師のメモは命!効率的なメモのまとめかた【病態と業務メモはわける】

◎nurse

こんにちは。今日もしみちゃんです。

1年目看護師
1年目看護師

看護師になって本当におぼえることがたくさん!!
業務も覚えなきゃいけないし、疾患のことや薬…
メモをとってるけど、ぐちゃぐちゃだし、
全然現場で使えていない…。

今回はこのようなお悩みに答えていきたいと思います。




看護師1年目で必ず、まずぶちあたるのが、「業務を覚えること」です。

例えば

・オペ出し・受けで必要な準備物品・書類の準備とその処理
・入院うけるときに必要な物品・記録・書類の確認方法
・処置の記録方法・必要物品の準備



などなどもりだくさん、というかもうパニックです。


病態や薬についても学生時代や国試の知識ではたりません。
業務に加え、病態のことも把握しないといけないので、


さらにパニックになります。



そのパニックのままとりあえずメモを作ってもいざという時につかえません。


そこで、効率的に現場で使えるメモのつくりかたについてお伝えしようと思います。


現場で書いたメモはその日のうちに書き直す

現場で、先輩ナースに業務のことなどの指導をうけると思いますが、
そのとき必ずメモをしますよね。



学校ではないので、黒板に書いてくれるわけではありませんから、
言われたことをざーーーっと走り書きすると思います。



その現場で書いたメモを、次また同じ場面で使用しようとすると、
「え、これなに書いてたんだろ。走り書きで読めない…。」事件が起こります。




なので、その日のうちに別のメモにきれいに書き直すのをオススメします。
大体字は汚くても、その日のうちにすれば、
「あぁ、こうだったな。」と記憶に残っているものです。



そしてそのメモは、ポケットにいれていざという時に使うメモです。

ポケットに入って更新しやすいメモを選ぶ

業務のメモは特に、ポケットに入れてすぐだせるサイズのものがオススメです。

私が使用していたのがこれです。

ファイルの中に綴じ具があり、途中でメモの順番を変えたりしたいときに、
わざわざ書き直さなくてOK。



簡単にメモの中身の順番の変更・追加・削除が可能です。

こちらも中のリングが開き閉じするので、ページを抜いたり、途中のページにも追加可能です。


ただコチラのタイプは+で追加するページはそこまで多くできないのがデメリットです。


業務・病態でメモはわける

使いやすいメモを購入したところで、それでは、内容に入ります。

1つのメモに全てを集約させるのもひとつですが、辞書みたいになり、
いざというときに
「あれ、どこにかいてたっけ…」とペラペラ探す羽目になります。


時間がもったいないですよね。



そこで、私は「業務」「病態」でメモは分けることをオススメします。



薬に関しては、病態のメモに記入してもわかりやすいと思いますが、
現場での使用頻度は結構高いので、分けてもいいと思います。


業務のメモは図を書いて具体的に

業務自体はルーチンなので、手順を細かく、具体的に記載さえしとけば、次に活かせます。




とりあえず疾患のことは置いといて、業務内容が分かればとりあえず動けますよね。



ポケットにメモを忍ばせておいて、「あれ、何か準備抜けている気がする。」というときにちらっとみます。


病院や所属する科によって、業務内容は様々ですが、おさえるべきポイントは共通していると思います。

・準備にかかる大体の時間
・準備物品とその配置/場所/物品の必要な理由
・実施の順番(どういうふうにすすんでいくか)
・観察項目(実施前/中/後)・何を記録するのか
・Dr確認すること

主にこの5つだと思います。




実際に私が書いたメモはこちらです。


ICUで内視鏡の検査をするときの準備物品・配置を書きました。
(2年目の時に大きいルーズリーフに書き直しました。)



これをポケットサイズのメモに書いて、内視鏡するから準備してとなったらこれをみていました。



次のページには挿管している人としていない人との準備物品の違いや
焼いて止血するとなったときの物品



施行中の注意すること・観察項目やDrへの確認事項、記録方法、片付けまで書きました。



ポイントは、1ヶ月後それをみて、実施できるメモに仕上げることです。



病態は治療の流れと観察項目とその根拠を簡潔に

疾患の詳しいことは勤務中にメモを見ることはなかなか困難だと思います。



1年目は特に業務で精一杯ですよね。



疾患のメモに関しては、A4 サイズの普通のノートやルーズリーフに書いて、
病棟の自分のロッカーなどに置いておくのをオススメします。



休憩時間などに、「あれ、あの人なんであの治療しているんだっけ。」
とふと思った時に、ちらっと確認します。


押さえるべきポイントはこれです。

・原因
・症状
・観察項目(それを見る理由含め)
・治療(合併症含め)のガイドラインとその流れ
・使用される大まかな薬剤
・必要な看護


メモなので、ぱっとみて「あ、そうだった。」となるのがベストです。



ざーーーっと長い文章で書いても勉強にはなりますが、分かりづらくなります。



とりあえず自分が必要だとおもったことを、箇条書きにしておくのもいいかと。


病院に薬剤マニュアルがあれば、コピーして活用

薬剤に関しては、ポケットに忍ばせるタイプのメモがベストだと思います。
先輩ナースにも聞かれますし、もちろん患者さんにも。



所属する科によって薬も特徴があるので、
目にする薬はすぐに調べて、メモに追加していました。



ポイントはこちらです

・作用
・副作用とその症状
・適応
・禁忌
・どういう時に使用されるか
・確認する検査項目


また、病院でよく使われるハイリスク薬はこういうマニュアルがありました。
これをコピーして、



裏面に作用や副作用・禁忌などを書いて、メモに追加していました。



投与方法の注意事項などがマニュアルにはかかれていますので、
確認しつつ、薬の作用や副作用も一緒にみれるので便利でした。



薬を勉強すると、だいたい疾患や治療の方向性などいろんなことが分かるので、
おもしろいですよ。



私もまだまだですが😅

まとめ:「すぐみれる・すぐわかる」が使えるメモ

いろいろ書きましたが、メモのポイントは。「すぐみれる・すぐわかる」です


いろいろ勉強すると、あれもいる・これもいると不安になりますが、
本当に必要な内容か今一度、見返してみてください。




そして、必要なことはどんどんメモに追加して、現場で活かせる自分だけの
メモをつくってくださいね。



上下関係などの人間関係に悩んでいる新人看護師さんは、是非この記事もご覧くださいね!

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